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ワンダー ローズ・トゥ・ロードで遊んでみる⑩


それでは、あらためて“黒塔の豹”の初めての旅‡風便り‡
(1日目/夜)の風読みと参りましょう。
∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽
激しい夕立が過ぎ去ると辺りはすっかり暗くなっていた。

“黒塔の豹”は邑外れにある打ち捨てられたあばら家で夕立をやり過ごしていた。

壁は壊れ、辛うじて雨がしのげる程度のボロ家だったが、ミシミシいいながらも雨風で屋根が飛ばされたりすることもなく、なんとかしのいでくれた。


邑にある小さな宿で休んでもよかったが、どうも人気が多いのは苦手だ……。


幸いにも、このあたりは人里が近いせいか、それほど野生動物はうろついていない。


まぁ、野宿よりはましだろう。

“黒塔の豹”は、ここで一夜を過ごすことにした。

崩れていない壁を何度か手で押してみる。
とりあえずぐらつくこともないので突然崩れることはないだろう。

壁に背を凭れ座り込む。

崩れた壁の隙間から、まだ湿気をふくんでシットリとした夜風が、独特の埃臭い匂いを運び静かに吹き込んでくる。

今日は色々な事があった……変な夢をみているような一日だった……暗闇の声……亡き両親の姿……透き色のような丘小人……混沌の呪縛……伝説の魔法使い……アムンマルバンダ……このオレが?……祭を……忘れ…………。

風が心地よく感じる。


――ミレアの港町が混沌の呪縛によって“バジリスクの目”と化してしまった。

呪縛から解き放ち、本来そこにあるべき“ミレアの港町”に戻すことができるのは、踏み固める者であるアムンマルバンダ……オレの役目。


そういえば……祭を忘れた……毎年の事を忘れるわけがない。

できなかったのか?……なぜ?

誰かが邪魔をした……何のために?



そうだ……“青龍”は確か以前の領主の家の紋章だったはず……この祭も確か領主……“青龍の公”が始めたものだ。

だが十数年前に大陸から来た何者かによって暗殺された。

その者の讒言で彼には独裁政治の疑いがかかり、一族には制裁が加えられ、一部は大陸で裁かれることになり、一族は壊滅したと聞いた……だが、

以前、興味本意で調べた島の歴史書を思い出しても、独裁の事実は無く、むしろ穏和で寛容な人物だったようで、島民に比較的信頼をされていた事が所々の記述から読み取れた記憶がある。

どうも大陸での権力闘争に巻き込まれたものだったようだ。


その後の新しい領主“蛇眼の公”は、何もしない名ばかり領主だったようだが、この祭を嫌って廃止しようとしたらしい。

蛇眼の公は、左目に刀傷があり、それを隠すように蛇をモチーフにした紋章が施された眼帯をしていた。その奥にはあらゆる物を焼き尽くす魔力を秘めた義眼が埋め込まれている……という噂だった。

……島の住人は密かにこの男が“青龍の公”を陥れた張本人と噂していた。



だが“蛇眼の公”も後に大陸送りになった。


ミレア島が大陸から離れた島であることから、ヒューノがミレア島を傘下に治め、大陸(主にストラディウム)の動きを監視する拠点とするために送り込まれたのが“蛇眼の公”であったのだ。

しかし、ストラディウムのスパイが暗躍してヒューノの企みが発覚。

結果として“蛇眼の公”は大陸送りになった。


後の情報では、大陸で裁かれた“蛇眼の公”は“青龍の公”への恨み言葉を吐きながら『蛇眼の魔力』で大暴れしたが、結局取り押さえられ、義眼を封じ奪われたあげく、下された審判を受け入れ、どこかに幽閉されたらしい。

その数年後、義眼の行方はわからなくなっている。

“蛇眼の公”と繋がりのあるヒューノ側のスパイが、暗躍していたとも言われている。


それから十数年経った今も大漁祭のこの日、ミレアの港町では丘の上から大陸を望むようにある“小さい青龍”の祭壇に捧げ物をしている。

“スィーラ”ではなく青龍を祀る事は“青龍の公”への感謝も込められている。

……もし、それをよしと思わない者がいるとしたら、個人的に“青龍の公”に恨みを持つ者……少なくとも島の者では無いだろう。

その上で、青龍を祀る事をよしとしない者……アウルやザリの神官は教えを説くことはあっても、この祭の主網は大漁や豊穣を祈る各々のスィーラへの信奉であり、青龍の公の存在は特に気にしないだろう……だとすれば、


“混沌の呪縛”の発生にはヒューノ、“蛇眼の公”の関係者もしくは張本人が絡んでいると踏んでもおかしくない。


それに、バジリスクは確か蛇。
奴の視線は死を呼ぶと言われている。

そして、“蛇眼の公”の義眼はあらゆる物を焼き尽くす魔力を秘めた義眼だ。


もし、そんなものが持ち込まれたら、その魔力の度合いにもよるが……最悪は、

海水が干上がり、町を焦土と化してしまうことも考えられる。


『祭を忘れる』……それは“青龍の公”に関わる全てを焼き尽くすことで積年の恨みを晴らし“蛇眼の公”自身が忌まわしい記憶を忘れてしまいたいということだったのだ。


厄介だが、どうやら『蛇眼の魔力』が今回の混沌の呪縛の原因の様だ。

当時の噂通り、魔力を封じられた状態であれば、祭のこの時期なら行商人にの荷物に紛れて島に持ち込むことも難しくはない。


だが、左目の大きな傷は隠しようがなく目立ちすぎる。

“蛇眼の公”と繋がりのあるヒューノのスパイが闇商人を通じて持ち込んだとしたら……そして、事情を知らない闇商人が封印を解けば、その魔力を防ぐ方法を知らない限り、彼らが手を下さずとも一帯を死滅させることもできる。

急がなくては。

少なくとも、現時点で封印は解かれていると思っていいだろう……すでに“混沌の呪縛”が発生しているのだから。――


……だが、本当にオレがアムンマルバンダだったとしても、混沌の呪縛からミレアの港町を救うことができるのだろうか?


朦朧とした意識の中で一抹の不安を感じたその時、静かな夜風が柔らかく耳元で何かを囁き、そして吹き抜けていった……。

直感的にわかった。

それは“混沌の呪縛”から解放するための“神託”!

“黒塔の豹”はもう一度、夜風の囁きに意識を集中するのであった……。

∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽


……と、いうわけで、
ツッコミ役のいないソロプレイならではの自由な解釈っぷりに、思わず自分でツッコミをいれたくなる風読みでした。

物語り遊戯として、最低限のルールを破ってないか正直不安ですが、創造力(妄想力ww)を必死に働かせた結果です。

語ったはいいが、塞ぐものが無生物の存在なのでどうしたものか……。orz
(;m_ _)m゙


さて、ここでひとつ『風便り』にお付き合いいただける方を探したいと思います。
(・ω・)

大変に申し訳ございませんが今回は【Twitter ID】をお持ちの方に限定させていただきます。

ちなみに“風便り”というのは『旅の一日目の夜』に、夜風から“混沌の呪縛”を解決(呪縛を解く)ために必要な“神託の魔法風景”の霊感を得る……まあ、ヒントを得るわけです。
(´ω`)

具体的には、今回の風読みで明かされた“塞ぐもの”(クエストの原因。今回は、蛇眼の魔力)やクエストの内容や背景から[言葉決め/2語連結]で“神託の魔法風景”を作成。

2語のうち一方を伏せて、PLに当てさせる……言葉当てゲームのようなものです。
(*´ω)

ソロプレイでは、誰か別の人に“神託の魔法風景”を作ってもらって、そのまま問題を出してもらうわけです。

はじめは、伏せた言葉が前にくるか後ろにくるかをPLに伝えます。

PLは[風便り質問表]から、自分のPCがそれまでに旅をした回数+3回の質問を投げ掛けます。

問題を出した方はその質問に答えることでヒントとします。

PLは、最終的にヒントから正解の言葉を推理して、伏せられている言葉を言い当てます。

もし、答えが間違ってしまった場合、正解の言葉以外に「間違って答えた言葉」も“神託の魔法風景”に追加されます。
(;m_ _)m゙

説明を大分はしょりますが、
この“神託の魔法風景”は、旅をしながら様々な“風景言葉”を集めて、それらを色々組み替えて、最終的に“神託の魔法風景”を生成しなくてはなりません。
(;´ω)

つまり、間違えるとその分手間も時間もかかります。(苦笑)

……ですが、

その場合でも、せっかくなので、旅と物語り遊戯を楽しみましょう。
(´ω`):゚*。∴゚+
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