スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
line

ワンダー ローズ・トゥ・ロードで遊んでみる③

導入部無しってのも味気ないので(苦笑)、邑までの下りをちょっとロールしてみようと思う。

ルールブックには“慣れてくれば”[言葉決め]を使いこなして、その旅のキッカケを即興で「語る」もよしとしてある……慣れてないけど(爆)。

いやいや、語りこそWローズの醍醐味!!

前回掲載分でもコメントいただいたし……。(笑)

いざ![言葉決め/2語連結]


……な!? ちょっと待て!!


何故か指した両枠に“弱点言葉”
「隠」が含まれている。orz


さすが“黒塔の豹”の中の人と言うべきか(笑)。


それはともかく、

まず、ボクが選んだのは「彼方」と「海」だ。


ではあらためて“風読み”の語りを始めよう。


∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽

§プロローグ§

ミレア島の中央

そこは、呪われし“黒の塔”に
ほど近い場所。


岩肌がむき出しの荒涼とした大地。

乾いた風に砂塵が舞う。

生命の息吹は感じられない。


寂しい大地にポツンとたてられた
簡素な二つの墓標……

その前に佇む
一人の青年の姿があった。


思い悩んだ様な表情で 二、三、
何やら墓標に語りかけている。



アイラの岩山の向こうには荒々しく波立つ「海原」が広がる。

――かつては
“ハヴァエルのとばり”によって断裂されていた大陸との交流も、
とばりが南下した今では
(決して安全な航海ではないが)
盛んになりつつあるらしい。


彼は「彼方」にあるユルセルームの大陸に思いを馳せていた。

物心ついた頃からミレア島で過ごしていた彼にとって、
大陸に航るのは一つの夢であった。

両親や邑の人々から聞いた話や
港を通じて時々わたってくる品々……

彼の好奇心が疼く。


そして奇妙な夢……


彼はモヤモヤを打ち払うように強く頭を横に振り 決心した。


『俺……大陸に航るよ』


こうして彼“黒塔の豹”は、
亡き両親の墓標に
しばしの別れを告げたのだった。



――遡ること数時間、

夜明け前。

“黒塔の豹”は不思議な夢を見た。


天井の高い大きな建物の中……

多くの赤ん坊が小さな寝台に寝かされている。

しかし、

親達の姿は誰一人見当たらない。


そこかしこから赤ん坊の泣き声

どうしたらいいのかわからない


ただ とにかく煩かった。

思わず両手で耳を塞ぐ。


どうも赤ん坊は苦手だ。


建物は奥に続いているようだが

先は窓も灯りも無く

次第に暗がりになっていてよく見えない。


“黒塔の豹”は暗がりの先がどうにも気になって、
建物の奥に向かって歩き出した。

今度は耳をそばだてるようにして
暗がりに意識を集中する


奥に進むにつれて
赤ん坊の泣き声に混じって……微かだが、
誰かの声が聞こえてきた。

何だろう 懐かしさすら感じる。


“黒塔の豹”はその声に引き寄せられる様に暗がりに吸い込まれていった。




一体どこまで続いているのだろう?

そんなことを考えていた次の瞬間

背後からぼんやりと射し込んでいた光が遮断されて、
辺りは暗闇に包まれた。


煩わしかった赤ん坊の泣き声も
今は聞こえない。

振り向いても
さっきまでの空間がきれいさっぱり消え去っている。



“黒塔の豹”は あまりにも突然に闇放り出されて一瞬焦ったが、

一度 深呼吸をすると、

全身の感覚を研ぎ澄まし、
身を屈めて 這うようにして全身で見えない出口を探した。


しばらく散策したが
冷たい石畳の床が続くだけで
なにも見つからなかった


少し休憩

暗闇にも目が慣れてきた

どんな仕掛けかわからないが

ぼんやりと……

シルエットがわかる程度だが
淡く暗い光が床からか発せられているようだ。


水を打ったような静寂……何故か落ち着く。

闇に一人放り出されたにもかかわらず、“黒塔の豹”はリラックスしていた。


おや?あれは何だろう?

ここから少し先にぼんやりと何かが見える……箱……?



確かめようと 少しずつ近づいたその時、

“黒塔の豹”の耳元は何者かに触れられたようなハッキリとした気配を感じた。


“黒塔の豹”は驚いて そこで目を覚ました。



夢現状態の彼は
思わずまた耳に手をあてる。

あの時 自分以外の気配は無かったはず

だが 確かに彼の耳は
[気配の主]の“生温かい吐息”を感じ
何故か彼の心を捕らえて放さない“囁き”を聞いた。



気味が悪い……全身の毛が逆立ち 一気に汗が吹き出した。


どうしても思い出せない何か……

遠い記憶を擽(くすぐ)るような“その言葉”が耳について離れない。



“隠された木箱”


たったそれだけの言葉が、再び“黒塔の豹”の全身をを走り抜けた。


『探さなくてはいけない。』

何故かはわからないが、
この世に生を受けるよりも前から課せられている使命とも思えてならない。


そう思ったら、
もういてもたってもいられなくなった。



この地を離れるのは不安だ。
先立った両親を残していくのも辛い。

しかし、
この衝動は抑えがたく……

夜が明けたら両親に
旅立ちを告げに行こう

“黒塔の豹”は、
そう心に決めたのだった。――



“黒塔の豹”は、両親の墓標を背に“アイラの岩山”の方へ歩みを進めた。


彼が少し後ろ髪を引かれたその時だった。

強い追い風が吹き抜ける。
まるで躊躇する背中を押すように……彼はもう一度墓標の方へ振り向いた。


激しく打ち付ける砂塵が“黒塔の豹”の視界を奪う。

飛んでくる砂を両手で防ぎながら目を細めて見たその先には、

……彼の心を映し出すかのように、砂塵と太陽の光が産み出した幻影が立っていた。


それは墓標ではなく 忘れ難き亡き父と母の姿であった。


幻影は砂塵渦巻く激しい風の中で“黒塔の豹”をしっかりと見つめている。


吹き付ける風にのって声が聞こえてくる。

“ユーリ……貴方ならきっと見つけられるわ”

母の優しい声だった

“大丈夫だ。お前はその力を既に持っている”

父の力強い声が続く



“黒塔の豹”のユーリ は二人に手を伸ばしたが届くはずもなく……風は更に強さを増し、立っていられなくなるほどの烈風に彼は屈み大地に身を伏せた。

砂嵐の如く瞬く間に砂塵が世界を覆い隠していった……。



ほんの一瞬

ユーリは、心の中に広がる庭園の真ん中に佇んでいた。

気のせいだろうか……遠い昔にもよく、この庭園を訪れた事があったような気がする……“はるか後方”から父と母の声が響く……。

そして彼は『見つける力』をそこに刻み込んだのだった。



気がつくと既に砂嵐は止んでいた。

“黒塔の豹”はゆっくりと立ち上がると、全身に被った砂を払った。

確かに“呪われた地”と恐れられてはいたが、実際はそうそう滅多に砂嵐など起きない。

何か異様な感覚が彼を急き立てた。

とにかく急がなくてはならない……そんな気がする。

“黒塔の豹”は急いで小屋に戻ると、
用意しておいた旅の支度を手早く済ませ、小屋を飛び出した。

何かに急き立てれるようにとにかく走った。


そして気がつけば……
“ミレアの邑”へ来ていたのであった。

∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽


……って、長すぎだろ。(苦笑)

エンドレス・プロローグ?ww
スポンサーサイト
line

comment

Secret

line
line

line
これまでの訪問者数
line
ただいまの閲覧者数
line
検索フォーム
line
カテゴリ
line
RSSリンクの表示
line
リンク
line
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

line
QRコード
QR
line
お気に入りのたからもの
line
sub_line
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。